エアコンからの異臭を簡単に回避できるとき②

皆様こんにちは。

先日の記事の続きです。

冷房時の温度設定が高いと臭いが出やすい理由です。

エアコンは設定した温度に達すると一端冷房を止めて、自動的に送風状態になります。

そして、また温度が上がってくると冷房に切り替わります。

ちゃんとセンサー管理しているわけですね。

温度設定が高いと、送風状態になる機会が多くなり、その時間も長くなる訳です。

で、送風時はそれまでの冷房で結露した水がどんどん蒸発します。

結露した水にはお部屋に漂っていた空気中の雑菌(=エアコンの中に溜まった汚れ)がたくさん溶け込んでいます。

この汚れが溶け込んだ結露水が悪臭の元でして、これが蒸発することで嫌な臭いが放たれます。

一方、温度設定が低ければ、エアコンはなかなか送風状態にはならず、冷房のままなので臭いが目立ち難くなるのです。

冷房中はどんどん結露する方向の働きですから、結露水も冷たいままなので蒸発量が少ない訳です。

他の事に置き換えてみます。

例えば、これは良い香りの場合ですが、お料理の話。

お鍋でコトコトと煮物を作っている時。

煮汁の蒸気によって醤油やダシの香りが空気中に放たれるので美味しそうな匂いが強く、遠くまで運ばれます。

ところが、お料理が終わり、冷めてしまえば、蓋を開けておいても多量の煮汁が蒸発することもないので、強く香ることはありません。

その他にも芳香剤、香水、生乾きの雑巾なども同様で臭い(匂い)の成分が溶けている液体が蒸発することで香りが漂います。

エアコンの場合、新品でも使い始めた瞬間から臭いの元(雑菌)が内部に溜まり始めるので、温度設定が高い場合は早期のうちに悪臭を感じることがあるのです。

 

▶加筆させていただきます◀

話はさかのぼりますが、前回の記事で具体的に設定温度を示して説明させていただきました。

温度設定が高いかどうかはその時の気温に対しての話なので、26度設定でも、その時の気温自体が26度であれば、設定温度は高いことになります。

逆に気温が30度以上もあれば、26度設定はじゅうぶんに低いことになります。

ですので、同じ26度設定ではあっても、真夏は匂わず、梅雨時や秋口など、気温自体が低いときは匂いに悩まされることがあります。

 

▶さらに加筆です(2018年4月)◀

国(環境省)から室温コントロール(エアコンの設定温度)について2017年に留意事項が発表されています。

『参考』

「冷房時の室温設定28℃」について見直しが検討される

② 室温28℃で快適に!クールビズの提案(政府広報オンライン

要は28度推進というのはエアコンを28度に設定するのではなく、室温が28度になるようにエアコンの設定温度をコントロールすることだそうです。

つまり、室温を28度まで下げるためには、エアコンの設定温度はもっと低くする必要があります。

例えば真夏の日中であれば24度~26度に設定するのが普通でしょうし、梅雨時、初秋の頃などは真夏時よりもプラス1度とかになると思います。

そうであれば、臭いに悩まされるケースも少なくなるのではないでしょうか。

今回の広報は当初の発表で【28度推進=エアコンを28度に設定】としたものの、それでは明らかに不快ですし、体調を崩してしまう心配があるので【28度推進=室温を28度にすること】と理解し直してもらうことが目的の様です。

それも、もちろんだと思います。だって、真夏に28度設定ではとてもじゃないけど暑くていられませんもの。

でも、私的にはそれだけではなく、【エアコンは28度に設定】を発表してから、臭いに関するエアコンメーカーへの問い合わせが多くなり、困ったメーカーがお国にかけ合ったのでは?と深読みしています。

問い合わせといえば聞こえはいいですが、分かりやすく言えばクレームです。

エアコン買ったばかりなのにクサイんですけど!って

何故なら、当時の発表以降、私のところへも臭いのご相談がとても多くなった記憶があるからです。


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通常タイプのエアコン

フィルターの自動お掃除機能が付いているエアコン

 

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