皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日は富士通ノクリアについて【第一世代】と【第二世代】の違いについてご説明申し上げます。
何が違うかと言えば構造が変わりました。それによって分解と組み立ての難易度も変わり、作業時間が変わるので、ご料金が変わります。
まずは、第一世代の背抜き工程について、軽くご説明申し上げます。
背抜き直前の分解状態。

上の状態から一体型構造の前側ドレンパン、奥側ドレンパン、ボディ本体、送風ファンのユニットを丸ごと外します。

そうすると壁に残るのがアルミフィンだけになり、背抜き完了となります。

次に第二世代について
第一世代で背抜き直前と申し上げたこの状態から・・・

まずは前側のドレンパンを外し、

この状態になります。

次に送風ファンを外して、

この状態に。

さらにボディ本体と奥側のドレンパンユニットを外して

背抜きが完了となります。

分解の工程が増えるのと、外しやすさが異なるので、第二世代は作業時間が一時間ほど長くなります。
ご料金は以下の通りとなります。
| 第一世代 | 第二世代 | |
| ノクリア | 30,000円 | 33,000円 |
| ノクリアX(サイドファン付き) | 37,000円 | 40,000円 |
第二世代では背抜き完全分解が不可のケースがあります
第二世代では配管の取り回しによっては、背抜き完全分解が出来ないことがあります。
その場合は送風ファン分解クリーニングまでとなります。
ご料金は、ノクリアが26,500円、ノクリアXが34,200円です。
第二世代と判明している機種は以下の通りです
まずは富士通エアコンの型式の見方を抑えておきましょう。
例)AS ー X56F2
●ASは富士通エアコンの総称です。
●Xはシリーズ名。他にもZ、R、W、M、Dなど色々あります。
●56はパワーランク。40とか、71とか、他にも沢山あります。
●Fはモデル年で2016年モデルの意味。同じ位置がGならば2017年モデルの様にアルファベット順になっています。なので、Hは2018年モデル。Iは飛ばして(たぶん数字の1と間違えるから)Jが2019年モデル。Kは2020年モデルの様に続きます。
なお、これは製造年ではなく、モデル年のことです。アルファベットFの2016年モデルは、2015年の年末から作り始め、2017年の年初まで作っていたりするので、実際の製造年は一年ずれていることがあります。機械の下に書いてある〇〇年製という表記は無視してください。
●最後の2は200V仕様のこと。100V仕様の場合は1とは書かずに無表記です。
上記を踏まえまして、第二世代に該当するシリーズと、モデル年を挙げておきます。パワーランク、電圧は関係ありませんので無視してください。
①Dシリーズの2017年モデル(アルファベットG)以降 例)AS-D40G2
②Mシリーズの2018年モデル(アルファベットH)以降 例)AS-M40H2
③Xシリーズの2019年モデル(アルファベットJ)以降 例)AS-X40J2
④SVシリーズの2020年モデル(アルファベットK)以降 例)AS-SV40K2
⑤Zシリーズの2017年モデル(アルファベットG)以降 例)AS-Z40G2
もしかしたら、上記以外にもあるかもしれません。その都度お調べしますので、型式ご確認の上、お問い合わせをお願い申し上げます。このページでも順次アップデートしていくようにいたします。
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
| プレミアムプラン | ▶背抜き完全分解クリーニング |
| ハイグレードプラン | ▶送風ファン分解クリーニング |
| スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解 お掃除機能付き |
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