皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
ルーバー三分割の日立のお掃除機能付きエアコンが続きます。もう、申し上げなくても良いと思いますが、2015年モデルのトップグレード機種となります。
今回はRAS-X40E。【40】は16畳用くらいのパワークラスの機械です。
前回はソコソコきれい目の機械でしたが、今回はかなりイっちゃっているケースとなります。
では見ていきましょう。
アルミフィン。フィルターで防げなかったホコリが入り込み、強烈にカビが生えています。
ドレンパンを外してみると内部はドロドロです。前回の記事X28Eと比べてみれば、その違いは一目瞭然です。同じ年式の機械でも使用環境によって汚れ方が全然違うことがお分かりいただけます。
今年の夏はドレンホースが詰まって水漏れしたそうです。これだけドロドロになるとそれも納得です。
送風ファンもカビだらけです。
アルミフィンと送風ファンを高圧洗浄した汚水です。一杯目がこんな感じなのは毎度のこと。次へ行きましょう。
二杯目でこんなにゴミカスが混じってくるのは稀なこと。先の長さを予感させます。
三杯目。やっぱり先はまだ長い感じです。
四杯目。まだダメですね。次こそは透明に!
五杯目。いや~、まだ濁っています。
六杯目。やっと納得のキレイさになりました。こんなにしつこく洗い流しを行うと時間は当初の予定を超えて利益度外視になってしまいますが、私の性格上、途中で打ち切ることが出来ません。困ったものです。
で、キレイになったアルミフィン。
スッキリした送風ファン。
外したドレンパンは丁寧に手洗いして真っ白です。
ドロドロはもういません。
後は元通りに組み立てて終了です。
なお、今回の機械は新品からの3年間で溜まった汚れの量、カビの生え具合から、毎年のクリーニングをお奨めさせていただきました。
当社は一般的に2年毎のクリーニングをお奨めしています。2年間持たせるためにドレンパンを外したり、洗い流しの量に制限を設けることなく、納得いくまで高圧洗浄を行っておりますが、今回のような機械はそれでもちょっと無理があるかと。
ここまでヘビーにお使いになられていると、やはり毎年のクリーニングが必用になります。
経年劣化を抑える意味でも、適切なタイミングでのクリーニングは大切です。
それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/
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