シャープお掃除機能付きエアコンのクリーニング AY-A40SX

 

皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。

梅雨戻りの雨が続くここ数日、いかがお過ごしでしょうか?

梅雨明けって、その時に宣言が出ても、最終的にはその後の天候を全て見て確定するらしく、後々訂正されたりしますね。

今年も訂正されるかもしれませんね。やっぱり梅雨明けは7月に入ってからでした!なんて。

いずれにしましても、ちょっと気温が下がってホッするここ数日間ではあります。

でも、九州、四国方面の方々、十分ご注意下さいませ。大事にならないよう願っております。既に被害にあってしまった方々にはなんと申し上げればよいやら、ありきたりの言葉しか思い浮かびませんが、お見舞い申し上げます。

さて、本日は前回のブログの中でお知らせしていた通り、シャープ二台のうちのお掃除機能付きのお話しです。

なお、今回はいつもと逆に各画像の下にコメントを入れていく形式にしております。

IMG_7774
AY-A40SX。3文字目のアルファベット【A】は2011年モデルです。【40】以外のパワーランク、それから【SXシリーズ】の他【VXシリーズ】も同様の作業となります。

 


IMG_7740
まず、シャープのアイデンティティとも言える、湾曲したパネル兼ルーバー。外して裏側を見ると、ここまでカビが繁殖しています。裏側には歴代モデル共々、イボイボしたスポンジが貼られていますが、これ、あまり良いとは思えません。イボイボしていれば凹みの部分に汚れが溜まり、カビが生えやすくなると思います。
でも、これを貼ってある意味も分かります。暑い時にはこの部分にも結露した水滴が付くので、それが垂れてこないように対策しているのでしょう。
もっと良い方法があれば、と思う部分です。

 


IMG_7743
おっと!フィルターはキレイです。若干、裏ごしされたホコリはありますが、これなら空気の通過を妨げることもないでしょう。お客様に伺えば機械任せにせずに、定期的にご自分でも洗っているとのこと。
うんうん、それが大切です。自動お掃除機能とは何もしなくて良い機械ではありません。通常のエアコンよりはフィルターをメンテする期間を多少長めにしても大丈夫、くらいの認識でいてください。

 


IMG_7742
お掃除メカ。フィルターを動かしてホコリを擦り取る機械です。特にコメントなし(笑)

 


IMG_7751
アルミフィン。一番下側のドレンパンと接触する部分にカビが集中しています。
最後まで湿気が残る部分ですからね、納得です。

 


IMG_7738
表側のドレンパンの内部と送風口の裏側。コメントは必用ないくらいのカビ。三年前にクリーニングした業者さんはドレンパン外していません。前回のブログでご説明の通りです。
こういっては何ですが、ドレンパンを外さずにクリーニングして、見えない部分の取り残したカビのことは置き去りにしたまま、防カビコーティングがどうだとか、室内機のことはおざなりにして、室外機もクリーニングしないといけませんよ、なんていうのは如何なものかと思います。(三年前の業者さんのことではなく、一般的に多く宣伝されていることです。)
いやらしい話をあえて書かせていただきます。業者はドレンパンを外すことよりも、コーティングや室外機のことでお客様にアピールして誘い、売り上げをアップさせる方が楽なんです。時間もかからず、リスクも小さく、経験の少ない人間でも作業が出来て、なお且つ何となくお客様に良さそうな印象を与えることができますからね。
私の見解ではコーティングをして意味を成すのは製造する時(メーカーは実際にやっています)、それと使用したエアコンに施す場合は壁から降ろして完全オーバーホールをする時くらいでしょう。なお、壁から降ろすオーバーホールをするのならば、新しいエアコンを買った方がコスト的にお得な場合が多くなります。それと、メーカーが製造時に施すコーティングというのはクリーニング業者が行っているものとは異なり、ずうっと頑丈なものです。それでも経年劣化で効果が薄れてきます。それと比べればクリーニング時に行うコーティングなどは弱くて弱くて・・・。
とにかく、コーティングや室外機のことを云々言う前に、室内機をどれだけキレイに出来ているのか?が大切です。

長くなりましたたので、この辺りで次へ進みます。興味のある方は
エアコンの防カビコーティングのこと
エアコンの室外機、クリーニングは必要ですか?をご覧くださいませ。

 


IMG_7739
この機種では当社は送風ファンも外します。カビ生えてますが、これくらいならまだ軽度です。リビングのエアコンならば二年使ってこれくらいになるのが普通です。これ以上ならば、平均よりも使用頻度が多い、又はお部屋の空気が汚れているということになります。ちなみに内部乾燥、内部クリーン、内部清浄を使わずにいるとカビが早く増えてしまいます。呼び名は違えど冷房後に早く乾かしてカビの発生を抑制する機能です。生えたカビを取り除く機能ではありません。

 


IMG_7741
送風ファンを回すモーターとプラズマクラスター発生装置です。
ファンモーターは使い込んで、お疲れ気味になってくると、風量調整に同調してシュイーン!という高い音が大きくなったり、小さくなったりするようになります。今回の個体は大丈夫。それほど多い現象ではありませんが、皆さまのエアコンは如何ですか?
プラズマ発生装置も普通にカビが生えますが、これ以上は分解できないようになっています。電気部品なので水洗いは出来ず、拭き掃除になります。カビが酷い場合、グリルの内部まで完全に拭き取ることは出来ませんので、そこはご了承下さい。と申しますか、そもそもこれは消耗部品として何年だか、何万時間ごとに交換して下さいと取説に書いてあります。けっこうお値段すると思います。実際、交換したことある人は殆どいないと思います。

 


IMG_7747
送風ファンを外すと壁に残る本体は空っぽになります。送風路のカビもスゴイですね。拭き取ってある境目はお客様が頑張ったラインではなく、私が拭き取りました。ここに養生テープを貼るためです。

 


IMG_7754
アルミフィンの左側を外して持ち上げます。傾いているの分かりますでしょうか?。裏側のドレンパン内部とアルミフィンのゴミが良く流れ出てくれるようになります。

IMG_7756
アップしてみると、なるほどアルミフィンが溝の中(ドレンパンの中)に入り込んでいるのが分かりますね。僅かこれだけの傾きですが、クリーニング率はけっこう違いが出ます。
これを行うとアルミフィンの上から裏側に手を入れて、ドレンパンの内部を指先で擦って汚れを落とすことができます。私の腕はフィンと擦れて傷だらけになりますが、知ってしまうとやらない訳にはいかずです。それでも70㎝程ある横幅のうち、右側20㎝位はアルミフィンも持ち上がらないので触ることが出来ません。
エアコンを壁に掛けたまま行うクリーニングとしてはここまでが限界です。これ以上を望む場合は先に触れた壁から降ろしてのオーバーホールを行うことになります。ですが、当社としてはそこまで望むならば新しいエアコンを買うことをお奨め致します。使ってきた分の減価償却分にオーバーホール費用を合計して、新しいエアコンの購入費用と比べたらどっちがお得?ということです。ちなみにエアコンの減価償却期間は10年計算となります。

 


 

90e347ee99690c16bed9ea917070691a-261x300
ここにきてエアコンの構造が良く分からなくなってきましたね。表側のドレンパンだの、裏側のドレンパンだの言われても???ですよね。エアコンを横から見た断面図を掲載しておきますのでご参照くださいませ。

 


IMG_7753
送風ファンの左側を支えているベアリングも外しておきます(ファンの右側には先ほどのモーターが付きます)。
外さなくてもテープで穴をふさいでおけば問題ないのですが、アルミフィンを持ち上げれば普通に取れますからね、ついでです。

IMG_7752


 


自動お掃除機能が集めたホコリを屋外をへ排出するための排気ファン。

IMG_7760
お掃除メカから繋がる吸気口にはホコリが引っ掛かり・・・

IMG_7759
分解してみると内部のファンにもホコリが沢山。

IMG_7761
カバー側もまた然りですね。

IMG_7746
このファンを分解するためにはお掃除メカから分離する必用があり、お掃除メカから繋がっている配線も外さなければなりません。画像の様にカプラーが刺さっているところに防滴用(?)のスポンジがボンドで貼ってあるのですが、それを剥すと配線を抜くことができます。
難易度の高い工程ではありませんが、時間はその分だけしっかり掛かります。全ての業者さんがここまでやっているかどうか、私は知りません。エアコンクリーニングはお客様には分からないところで手間を省いて安価にすることはいくらでもできるんです。妙に安い広告には気を付けてくださいね。これはほんの一例です。

なお、このスポンジ、同じ構造なのに貼られていない機械も存在します。予告なき仕様変更なのか?良く分かりませんが、シャープさんらしいとも言えます。貼らないでくれた方が作業もし易くて助かります。

 


さて、ここからは洗浄後です。

IMG_7771
アルミフィン、銀色に輝いています。

 


IMG_7769
ドレンパン内部と送風口、真っ白です。

 


IMG_7768
送風ファン、真っ黒です。黒い樹脂部品なので、これは真っ黒であればキレイになっているということなのですが、ピカピカと表現すべきか?いつも迷います。

 



プラズマクラスター発生装置。キレイにできるのはこれくらいまで。まぁ、メーカーの指示に従えば交換時期です。交換を奨めるのは汚れ云々よりも。プラズマクラスターの発生が弱まるからなんでしょう、きっと。

 


IMG_7770
本体内側も真っ白で気持ちよかですね

 



汚水一杯目。

IMG_7764
二杯目。

三杯目。あれ?、また撮り忘れました。

今回は合計30リッターでフィニッシュです。報告まで。

後は元通りに組み立てて動作確認すれば爽やかエア~です。

 


IMG_7773

そうそう、送風ファンを支えるベアリングのグリスが長年の使用で流れ落ちてしまっていたり、乾いて変色しているときは新しいのを注入しておきます。

昨年からグリスを持ち歩くようにしました。

リピーター様から古くなったエアコンからキュルキュル音がするのですが、と助けを求められ、ここにグリスアップしたらピタッと静かになったことがきっかけです。

今現在、キュルキュル音がしていなくても、こうしておけば後々も安心ですからね。

いろいろと積ませていただいた経験は、また別のお客様のところでフィードバックしております。

お客様どうしは直接のお知り合いではありませんが、当社を通じて密かにメリットを提供しあっていたりします。

そして、私の経験(=財産)もどんどん増えて、また次に広がって・・・。

皆さまのお住まいにも、良いこと盛りだくさんで、お伺いいたします。

それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/


ご料金の他、クリーニングの全体的な事柄はお掃除機能付きエアコンクリーニング ノクリア他全メーカー対応をご覧ください