富士通ノクリアX(エックス)のクリーニング AS-X56E2

 

皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。

メチャ暑だったGWが終わり、涼しさが舞い戻って参りましたが、いかがお過ごしでしょうか?

何とも肌寒く、体調崩さないよう注意していきたいですね。

私はといえば、まやかしの寒さ(?)を横目に、盛り上がって参りましたエアコンクリーニングに気合を入れている毎日であります。

そんな中、本日は富士通ノクリアX(エックス)のクリーニングです。IMG_7040[1]

TV CMで皆さまもご存じのエアコンかと思いますが、業界ではガンダムエアコンとかいろいろ呼ばれています。

両サイドに吹き出し口を設けた姿はガンダム? ガンキャノン? それともガンタンク?

似ているのかどうか微妙ですが、何となくそれらを連想させるようです。

正式にはデュアルブラスターという名称が付けられています。

前置きはさておき、ノクリアXについては今まで実例ブログにも書かずにスルーしてきました。

そんなに売れているとも思えないしなぁ、と考えておりましたが、そろそろアップしておかないとマズいかなぁ、と思い直して今書き始めています。

というのも、このGW中にポン・ポーンと2台続けてご依頼があったからです。

AS-X40E2 と AS-X56E2。

共に2015年モデルで【E】が年式表示です。

【AS】は富士通エアコンの通称記号。

【X】はシリーズ名。

【40】【56】はパワーランクで、何畳用という表示と相対します。

最後の【2】は200ボルト仕様の意味です。

というように、他の富士通のエアコンも同じように型式から情報を読み取ります。

殆どのエアコンにおいて、年式とシリーズが同じであれば、パワーランクは違っても、室内機の構造は同じなので、クリーニング時の分解、洗浄、組み立ての工程も同じです。

さて、それでは具体的な作業の様子へ入ります。

ノクリアXは特徴的なデュアルブラスターの為、普通のノクリアよりも複雑で、分解、組み立てにはさらに時間と技術が必要になります。

しばし配線と格闘しつつ・・・IMG_6974[1]

左のブラスターを外し・・・
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次に右も外します。
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外した左右のブラスターを表向きと裏向きに置いてあります。IMG_6981[1]

写真下の表向きに置いてある方、なんか様子が変ですね。

アップで見てみるとこんなにホコリが吸い寄せられています。
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ブラスターをさらに分解します。
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あらら・・内部のファンはホコリまみれです。IMG_6999[1]

そもそも、今回のご依頼のきっかけはブラスターからホコリが飛んでくるようになったから。

もう一台はホコリは飛んでこないものの、やはりブラスターの中にホコリが溜まっているのが見えるので・・・、ということでした。

この症状、このエアコンの弱点ですね。

ブラスターの吸入口にはフィルターが無いので当然こうなります。

富士通さんはデュアルブラスターに限らず、昔から毛色の変わった設計をするのが大好きなんです。

業界に先駆けてやったるぞ~!と気合が入った先駆者スピリットにあふれる社風なのかどうか知りませんが、実際の使い勝手、メンテナンスまでは気が届いていないことが多いのです。

ちなみにフィルターの自動お掃除機能を初めて出したのも富士通さんで、初期モデルの頃はホコリの遮断率があまりにも低すぎ、どうにも、こうにも、とにかくいただけないエアコンでした。

脱線しました。元に戻ります。

次にお掃除メカを外します(すみません、ここだけ別のノクリアの画像ですが、Xシリーズも同様です)。
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この状態だと吹き出し口、送風ファン、ドレンパンがまだ本体側に残っています。

多くの業者さんはこの状態で高圧洗浄しますが、当社はノクリアXもガッポリ外し(完全分解)が身上なので、それらも外します。

吹き出し口が無くなりました。
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下からの眺めは壮観。アルミフィンは何枚も重なっていて、かなり分厚いことが分かりますね。ガッポリ外す事によって裏側からも洗えるのでクリーニング率(回復率)が上がります。
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外した部品を並べるとこんな感じです。部品置き場にかなりのスペースが必用です。
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それで、こちらは吹き出し口、送風ファン、ドレンパンのユニットをガッポリ外したほうですが・・・
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ドレンパンの中には赤茶色の汚物。冷房を使い始めると結露水と混じり合ってヌルヌルになってカビの栄養源になります。ガッポリ外せば目視できちんと洗えますが、そうでない場合は洗えない場所です。高圧洗浄してもアルミフィンが邪魔で水圧が落ちるのでキレイにはなりません。IMG_6986[1]

送風ファンは一見キレイにみえますが、良く見ると一枚一枚の羽根の裏側にはすでにカビが生え始めています。
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こちらは送風ファンと先ほどのアルミフィンを高圧洗浄した汚水です。IMG_7008[1]IMG_7003[1]IMG_7009[1]

今回のエアコンはバケツ3杯目、25リッター程で透明な水が流れてくるようになりました。

汚れ具合としては、クリーニングの適正タイミングと言えます。

デュアルブラスターからホコリが飛んでくることを除けばですが・・・。

問題のデュアルブラスターとガッポリ外したドレンパンは手洗いして完了です。

クリーニング後はもちろんホコリが飛んでくるなんてことはありません。

ノクリアX、今回は設置状態、作業環境が良く、汚れ具合も適正で、作業時間は4時間半でした。

各要素が苦しい方向に振れれば5時間以上は掛かることになります。

概ね普通のノクリアの1時間増しといったところでしょうか。

さて、今回の結びです。

デュアルブラスターの分だけ難しさが増大したノクリアXですが、エアコンの心臓部、つまりアルミフィン、ドレンパン、送風ファンをしっかりクリーニングする為ににはガッポリ外し(完全分解)が必要です。

そこは普通のノクリアと同じです。

ノクリアXもガッポリ外しで!得られるキレイさが違います。

それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/


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