皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日はパナソニックのお掃除機能付きエアコン CS-X564C2 のクリーニングです。
いつもの通り、先ずは型式のご説明から。
【X】はシリーズ名でパナソニックのトップグレードとなります。
【56】はパワーランクで、他にも40や63など、数多くありますが、どのパワーでも機械の構造は基本的に同じです。
数字の三文字目【4】は年記号で2014年モデルであることを表しています。
ご注目いただきたいのはシリーズ【X】と年表示【4】です。
この二つが同じであれば、パワーランクは違っても、構造が同じなので、クリーニングの様子も同様となります。
ところで、ややっこしいのですが、パナソニックには同じエアコンでも型式が3つ存在します。
今回のCS-X564C2➡家電専門店で購入するとこの型式です。
他にはCS-564CXR2➡家電量販店。 CS-564CX2➡住宅設備店。
流通経路によって型式を分けています。理由は長くなるので今回は割愛します。
それでは、本題に。
本体カバーを外すと内側にはホコリが多いです。
もちろん、本体にも。
あらゆる所がホコリでまみれています。お掃除機能付きエアコン、完ぺきではありません。
分解を進めます。基盤が前面に配置されているので外します。
基盤を外したら、自動お掃除機構があるので、それも外します。
お掃除機構を外したら、ドレンパンと送風口があるので、それも外します。
アルミフィンにはホコリが貼り付き、送風路はカビだらけです。
送風ファンもカビがモコモコ生えています。
外したドレンパン内部。黒いのはカビ、赤茶色はエアコン内で繁殖した雑菌です。ドレンパン内の汚れは外さないと落とすことは出来ません。こちら参考記事です➡ドレンパンを外してクリーニングしたエアコンと、外さずにクリーニングしたエアコンはどれくらい違うの?
ドレンパンと吹き出し口は一体となっています。これは裏側から見た画。つまり、皆さまが普段ご覧になっている方向と反対側から見ています。
最後になりましたが、こちらはフィルター。自動お掃除機能が取り切れなかったホコリで目詰まりしています。特に油煙が多い環境下では目詰まりしやすいです。ホットプレート焼肉が良く登場するご家庭では顕著です。
洗ってみれば、こんなに違います。フィルターの洗浄は皆さまでも出来ます。と申しますか、やってください、と取説にも書いてありますので、一度目を通してみてください。
こちらは高圧洗浄後の送風ファン。モコモコのカビも一掃です。
同じく高圧洗浄後のアルミフィン。輝いています。
吹き出し口廻りもスッキリ。
ドレンパン内部も真っ白です。洗った後に消毒もして、カビ臭さは一切ありません。
こちらは高圧洗浄後の汚水です。一杯目。ピンボケですが、まあ、黒さが分れば・・・ということにしておいて下さい。(^^;)
二杯目。
三杯目。透明になってきましたが、まだゴミカスが混じって流れてきます。
四杯目。更に透明度が上がってきました。ゴミカスもこの杯の後半は流れてこなくなりました。
最終確認の5杯目。オッケーです。今回の洗い流しは40リッター強。当社の洗い流しは、大変しつこく、徹底的に行います。一定量で打ち切ってしまうようなことは致しません。そんなことをわざわざ申し上げるのは何を意味しているのか?皆さまのご想像にお任せいたします。
さあ、後は組み立てて動作確認すれば終了です。
いつもながら、洗浄後の爽やかエアーがたまりません。
お客様と一緒に味わいながら、全然違いますね~、なんてご感想をいただけるこの瞬間。私が一番好きな時なんです。
それでは、また、よろしくお願い申し上げます。(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
プレミアムプラン | ▶背抜き完全分解クリーニング |
ハイグレードプラン | ▶送風ファン分解クリーニング |
スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解 お掃除機能付き |
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