皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
今回はシャープのお掃除機能付きエアコン AY-D56SX のクリーニングです。
今年はシャープのご依頼がとても多かった印象があります。当ホームページでも相当数ご紹介してまいりました。
その度に型式の読み取り方をご説明申し上げておりましたので、そこはご精通の方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、今回もまた、そこから始めます。(笑)
アルファベット【D】は年式記号で2014年モデルであることを表しています。
【SX】はシリーズ名でシャープのトップグレードです。【56】はパワーランクで他にも40や63等沢山ありますが、機械の構造は同じでクリーニングの様子もまた、同様となります。
さて、こちらの機械は今回が初めてのクリーニングで、新品から数えて4年~5年経過しています。
使用頻度は高く、ペットがいるので夏場は24時間フル稼働。お出かけの際にも点けっぱなし、とのこと。
つまり、エアコンにとっては辛く、とても汚れやすい使用環境です。
それでは汚れ具合を見ていきましょう。
送風ファンは何じゃこりゃ!という状態です。これはもう、究極的な汚れ具合のレベルに達しています。
ドレンパンの中もキテます。カビもすごいですけど、それよりも汚物が目立ちます。こういう色になっているのは珍しいです。
プラズマクラスター発生装置もこの状態。空気清浄がどうこうと言っていられないレベルです。
お掃除メカの裏側もカビだらけ。カビの生えやすい個所ではあるけども、こんなに生えている個体はやっぱり珍しいです。
高圧洗浄した汚水、一杯目。
二杯目でもこんなに真っ黒。
三杯目と四杯目の画像はスキップしてこれは五杯目です。まだ濁っています。
六杯目。ふう~、やっと納得できるキレイさまで辿り着きました。
さて、納得のキレイさは得られたものの、各部の劣化が激しい今回のエアコン。汚れを放置してきたツケはあります。特にドレンパンの中とその周辺は顕著で、汚物の影響で変色してしまい、元には戻らなくなってしまいました。
エアコンクリーニングの適正タイミングは2年毎です。多くのご家庭でリビングに設置したエアコンの5年間は汚れ過ぎの状態になってしまうもの。
今回の機械も2年経過時であれば、変色してしまうようなことも無かったはずです。いえ、機械の劣化だけでなく、人間の健康のことも考えれば、毎年のクリーニングが必用と思える状態でした。
皆さまのエアコンは何年目でしょうか?送風口をライトで照らして汚れ具合をチェックしてみてください。
それでは、また、よろしくお願いいたします。 (^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
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