皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
いきなりですが、前回記事のときにオーブンで焼き芋作りのお話をいたしました。結果はマズマズで不満は無い味でした。
でも、やはり焚火の炎熱で焼いた方が美味しくできますね。たまにやるんです、焚火焼き芋。数年前から注目度上昇中のアウトドアでの遊び方、ブッシュクラフトにも焚火は欠かせません。
ブッシュクラフトって何?と思われた方はググってみてください。Wikiにもありますし、NHKにも登場したりしています。
道くさ話が長くなりました。本日の本題はシャープのお掃除機能付きエアコン AY-B50VXでございます。
アルファベット【B】は2012年モデルの略号となっております。
今までにも触れてまいりましたが、2012年モデルはシャープのお掃除機能付きがグッと躍進した年です。
何が躍進したかと申しましと、設計&製造がどうにもいただけないシャープのエアコンのメンテナンス性が素晴らしく良くなりました。
メンテナンス性が良くなったということは、クリーニングの際も、とてもキレイな状態に戻せるということです。
早速見ていきましょう。
エアコン本体からドレンパンや送風ファンまで、部品を全て外した図です。
頑張りラインが出来ています。お客様が吹き出し口から棒と雑巾でキレイにしようと頑張った限界ラインのことですが、残念ながら分解しないと奥までは届かないです。
こちらは自動お掃除機能メカを裏側から見ています。カビ生えてますね。裏側は湿気がこもりますからね。
こちらはドレンパンの内部です。ピンクヘドロが発生し、カビの温床になります。
こちらは送風ファン。白っぽく見えるのは全てカビです。注目は一枚づつの羽の内側です。カビは湾曲している羽の外側でなく、内側に生えます。何とかしようとも、手作業では何ともならない部分です。
何とかするには高圧洗浄機が必須です。で、高圧洗浄するためには分解をしなければなりません。そのまま高圧洗浄したら壊れてしまいますからね。
こちらはアルミフィンと送風ファンを洗い流した汚水です。これは一杯目で、この後の2杯目、合計20リッターで当社基準のキレイさが得られました。
リビングで6年間使用した機械が20リッターの洗い流しで済むことは奇跡に近いのですが、伺えば故障してアルミフィンを新品に交換したことがあるとのこと。
まぁ、ことの経緯は事前に伺っていたので、アルミフィンが妙にキレイな状態であることも納得していましたし、洗い流しもそれ程の量にならなであろうことは最初から分かっておりました。
通常、リビングで6年使用のエアコンでしたら40リッターから70リッターの洗い流しが必用になるものです。
ドレンパンは手洗いです。発泡スチロールが敷き詰められているので、汚れが染み込んでしまうのですが、外して洗ってあげれば塩素消毒も出来て真っ白です。当社がドレンパン外しに拘っている理由はそこにあります。外さないと内部は洗えません。
後はキレイになった部品を組み立てて終了です。これでまたしばらく快適にお使いいただけることでしょう。
エアコンクリーニング、リビングなどのメインでお使いになられる機械でしたら、当社の方法でクリーニングを行った場合で2年毎が適正頻度になります。
一般的には毎年のクリーニングが奨励されているエアコンですが、当社では毎年メンテナンスにお金が掛かるのは如何なものか?という思いがあり、何とか2年間持たせるようにドレンパンを外したり、洗い流しの量に制限を付けずに行ったりとクリーニング方法に工夫を凝らしています。
その分、一回当たりのクリーニング料金は他社さんよりも高めですが、毎年クリーニングすることを考えたら、結果的には当社の方がずうっとお安く済むことになります。
料金のことだけでなく、クリーニングの為に毎年日程のご都合をつけていただくのもご苦労をお掛けしてしまいますしね。
もちろん、24時間点けっぱなしとか、ペット臭が強いお部屋とか、アレルギー体質でおられるとか、特別なご事情の場合は2年間持たないこともございますが、平均的なご使用環境であれば夏2シーズンを目安にしていただければと思います。
適正タイミングの判断方法につきましてはこちらの記事をご参照ください。
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エアコンクリーニングは混み合う前がおススメです
それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
プレミアムプラン | ▶背抜き完全分解クリーニング |
ハイグレードプラン | ▶送風ファン分解クリーニング |
スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解 お掃除機能付き |
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