東芝お掃除機能付きエアコンクリーニング RAS-562EDR 送風ファンまで外します

皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。

いきなりですが、今回は画像が横向きです。今まではアイフォンでしたが、コンパクトで使いやすそうなデジカメを購入してみました。

ご存知の通り、アイフォンでは普通に撮影すれば縦向き、デジカメならば普通は横向きということでございます。

と、一応ご報告させていただき、本題へ。

本日は東芝のお掃除機能付きエアコンRASー562EDRのクリーニングです。

2013年モデルのトップグレードシリーズで【E】が2013年の意、その後に続く【DR】と含めてシリーズ名を表しています。【EDRシリーズ】となっております。

【56】はパワーランクですが、その他の【40】や【63】なども同じ機械となります。

【2】は200V仕様。【1】になっていれば100V仕様。【RAS】で東芝の家庭用壁掛けエアコンだと分かります。しかし、日立もRASで始まるので、ここはちょっと紛らわしい。。。

簡単に申し上げますと、皆さまがお使いのエアコンが東芝で、後ろのアルファベット三文字が【EDR】になっていれば、今回のエアコンと同じ物ということになります。

それでは作業の様子へ。って、もう分解始めちゃってます。フロントパネルと左右カバーを外した状態になっています。
DSCN0162[1]

 


左右カバーです。
DSCN0163

 


次にフィルターお掃除メカ、パイロットランプユニット、ルーバーなどを外します。DSCN0180

 


そうするとアルミフィンがお目見えです。黒いのはカビです。カビって金属にも生えるんです。すごい生命力。もちろん防カビ処理をしてあってもです。ちなみにメーカーが製造ラインで施す防カビ処理というのは、クリーニング業者が広告している物とは頑丈さが違うことを付け加えておきます。

DSCN0186

 


こちらはエアコンの左側で送風ファンを支えている部品です。DSCN0179

 

送風ファンというのは吹き出し口を覗き込むと見えるこの部品です。これまたすごいカビです。DSCN0169

 

で、さっきの支えている白い部品を外して、送風ファンを左側に抜き去ります。DSCN0172

 

外して見るとカビの凄さが益々分かります。DSCN0176

 

触るとボロボロ剥がれてきます。因みに、送風ファンを外してのクリーニングは当店ならでは。一般的には送風ファンを外してクリーニングしてくれる業者さんは殆どいません。何故かって?それは作業の難易度が上がるからです。DSCN0175

 

手間をかけて外すのは、もちろんその方がキレイに出来るからです。送風ファン自体は外しても、外さなくても同じようにキレイに出来るのですが、それ以外のアルミフィンやドレンパン内部の回復率が大きく変わってきます。中身が空っぽになって表側、内側の両方向から高圧洗浄できるようになる為です。DSCN0188

 


それから、ルーバーを動かしているモーターユニットも外しておきます。DSCN0171

 

これも多くの業者さんは外さずに養生で済ませているようですが、アルミフィンのすぐ下にあるので、養生しても水の浸入が心配で洗い方が遠慮がちになってしまいます。外した方が大胆に、確実にアルミフィンを高圧洗浄できるようになるので、やはり回復率に違いが出ます。
DSCN0202

 


さて、こちらは送風ファンとアルミフィンを高圧洗浄した汚水。いやぁ、久々のイカ墨状態です。究極レベルの汚れになると黒いだけでなくトロミが出てきます。DSCN0195

 

二杯目。先は長そうです。
DSCN0190

 

三杯目。まだダメです。DSCN0192

 

四杯目。水は透明になりましたが、まだカスが混じって流れてきます。でも最後の方ではイイ感じになってきました。DSCN0193

 

最終確認で五杯目。ハイ、大丈夫です。撮影前に雑巾を絞って濁ってしまいました。実際は透明でゴミカスもなくなりました。DSCN0209

 

 


こちらはキレイになった送風ファン。最後に塩素消毒をして殺菌します。DSCN0200

 


アルミフィンもキレイになりました。やはり表側、内側の両方から高圧洗浄した場合は得られるキレイさが段違いです。表側から高圧洗浄してキレイなったつもりでも、その後に内側からブシューッとやると、まだまだカスが出てきます。先程のバケツ三杯目、四杯目は内側からも高圧洗浄したことによって取り出せた汚れであることを付け加えさせていただきます。

DSCN0205

 


その他の外した部品は手洗いしたり、拭き掃除をしてキレイにします。特筆すべきことは無く、丁寧に行えばO.Kなので画像はありません。

後は元通りに組み立てれば終了ですが、ここでもう一手間。送風ファンを支えているベアリングにグリスアップしておきます。中央部の穴の中です。グリスが古くなって乾いてくるとキュルキュル音が出たりします。せっかくここまで分解しているのですからオーバーホールも兼ね、ちょっとした気遣いで安心してお使いいただけるようになります。
DSCN0197

 


さて、組み立て後の動作確認です。おーッ!、先ずは音が静かになりました。風量も上がっています。奥様からも「キッチンにいても風が来ます」とコメントいただけました♪

今回は5年間使い続けたエアコンでしたが、さすがにリビングでの5年間は強烈で、究極的な汚れ具合でした。伺えば、ペットもいて夏場は24時間フル稼働。カビの塊が風に乗って飛んで来る状態だったようで真下にあるカーテンボックスの上はカスだらけになっていました。

同じような使用環境の方も大勢おられると思います。夏本番が来る前のタイミングでのクリーニング、おススメです。

それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/

当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。

プレミアムプラン背抜き完全分解クリーニング
ハイグレードプラン送風ファン分解クリーニング
スタンダードプランドレンパン分解 お掃除機能付き

 

 

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