皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
大理石の話題は久しぶりです。大理石ファンの皆様(?)、大変ご無沙汰しております。
それぞれの画像に時間を入れて、研磨工程を追ってお話していきたいと思いますので、どうぞお付き合い下さいませ。
ビフォ。汚れでくすみ、擦り傷が重なり艶はありません。それと大理石は石の中では弱っちい種類で・・・弱っちいはイメージが良くないですね。え~と、繊細で、何年も経過すると触っていない所でも艶が減退してくるようです。その空間の空気中の成分によると思います。(経験談)

9時10分
それでは再生していきましょう。下地処理が終わったところです。傷が消える深さまで削り込んだ状態。本来の色が戻り、生活傷は消えましたが、研磨目が荒いので艶はありません。全面を次の工程で消せる研磨目(均一化された傷)で揃えた、ということです。

10時37分 荒いほうから二段階の研磨工程が終わった状態
更に細かい研磨目になる様に均していきます。少し艶が出てきました。

10時58分 更に二工程後です
更に次。照明の焦点が絞れてきます。今回はこの工程は二度行いました。その時々で匙加減変えます。どの工程でどうなっていれば良いか?研磨機に伝わってくる手応えがポイント。考えるよりも、感じるのだ・・・です。

11時20分 同じ工程を二度繰り返し
最終工程。これも二度行いました。大理石は石灰岩に地中で熱が加わって出来たものですが、最後に水を枯らし気味にして摩擦熱を加えると艶がより一層出る様な気が?

11時59分 熱を加えると艶が増すのは気のせい? 最後の二工程、殆ど同じに見えますが、肉眼では明らかに違います
土間部分が終わったら、上がり框(かまち)も同様に繰り返してフィニッシュです。

13時00分
別の角度で。ビフォ。

9時10分
アフター。

13時00分
ビフォ

9時10分
アフター

13:00
最後に動画もどうぞ。
それではまた、よろしくお願いいたします(^_^)/
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