皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日は初めて出会いました、アイリスオーヤマエアコンです。
アイリスオーヤマと申しましても、もちろん設計、製造は他のエアコンメーカーに委託しています。いわゆるOEM生産ですね。
調べてみると、いくつかのメーカーに依頼しているようですが、今回のはどうやらグリー電機製(中国メーカー)の様です。
現物を見ると、ダイキンと似ている所あり、シャープに似ている所ありといった感じで分かります。
ご存知無い方が多いですが、ダイキンも、シャープも、グリー電機のOEMです(シリーズによります)
ですので、今回のアイリスオーヤマエアコンは、ダイキンとシャープを二個イチで合体させた様な構造になっていました。
アース線の通し方、ダイキンぽい。
ドレンホースのネジ。ダイキンと同じ。
アルミフィンとボディの結合方法、ダイキン風。
ファンモータのカバー、シャープっぽい。
左右ルーバーモータの位置、シャープと同じ。
左右ルーバーのボディへの固定方法、ダイキン風。
他にもいろいろありましたが、とりあえず画像に残した所だけご紹介させていただきました。
さて、肝心の分解についてですが、グリー電機製でダイキン風とくれば、やはりボディ(ケーシング)は前側ドレンパン一体型です。
お〇〇じ本舗さんの言う完全分解は出来ない構造のタイプですね。➡おそうじ本舗さんの完全分解は、実は完全分解ではありません。
でも、ご安心下さい。当社の行う本物の完全分解【背抜き】であれば、もちろん作業可能です。
背抜きしない場合は、ご覧の状態、アルミフィンと、前側ドレンパンと、送風ファンが合体したままでのクリーニングとなります。
となると、このような深い部分に生えたカビや、ピンクスライムは洗うことが出来ません。
でも、背抜きならばこの通りです。撮影前にファンはめてしまいました(/ω\)
アルミフィンの内側も洗えるので、生乾き臭もスカっと消えます。
ちなみにこちらのエアコン、今期私がクリーニングさせていただいたエアコンの中で一番酸っぱい臭いを放っていました。(;^_^A
先ほどのドレンパン内のピンク成分がアルミフィン全体を覆っていたからですね。
こちらのビフォー画像だと、ドレンパンと接するアルミフィンの下部がピンク色になっているのが分かります。
まだ3年目のエアコンではありますが、酸っぱい生乾き臭を放つには十分な使用期間となります。
それこそ一年もしないうちに酸っぱくなった方も大勢いらっしゃるかと思います。
そんな時はアルミフィンを表側、内側とも確実に洗える【背抜き】完全分解をご用命ください。
何故なら臭いに一番影響するのはアルミフィンだからです。
送風ファンのカビのせいだと気にしている方が多いのですが、現実は違います。
それでは、またよろしくお願いいたします。(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
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