和室のアク洗い、カビと、砥の粉と、雨漏りと・・・

皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。

暖かな日が続いてすっかり春めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?。

冬物のアウターから春物へ。身が軽~く動くようになってきましたね。

さて、本日は和室のアク洗いでございます。

近年ではめっきり減ってしまた和室でございますが、今回は沢山お仕事させていただきました。よっしゃと気合を入れて、やる気満々で伺って参りました。

6畳と8畳の続き間です。欄間のこっち側も、向こう側も和室。昔は普通の間取りでしたが、今となっては壮観さを感じます。

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さあ、取り掛かりましょう。

うーん、これは雨漏りの跡ですね。木材の一部分だけが濡れると、乾いている所との境目に色素が移動し、寄って乾くのでこのようになってしまいます。

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白木専用の洗剤とアク抜き剤を染み込ませて洗い上げます。イイですね。

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こちらも、また。

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はい、イイ感じです。じ~っと注目して見れば染みになっていた境目が分かりますが、元の状態を知らなかった人が気が付くことは無いでしょう。

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こちらは雨漏りではないのですが、ポツポツと点々模様が沢山出来ています。正体ははっきりとは分かりませんが、たぶんカビだと思います。臭いからもそんな感じがしました。

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イイですね。

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いたる所に点々模様があります。

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オッケーです。雨染みよりも楽に抜けました。

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柱が白くなってます。建築時に仕上げで使った砥の粉が浮き出てしまったのかな?。断定はできません。恐らくです。

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ハイハイ、きれいに落ちました。良かったです。

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特に気になるところをピックアップしてご紹介させていただきましたが、実際の作業といたしましては、天井の廻縁、柱、鴨井、長押、敷居、畳寄せ、といった箇所をアク洗いさせていただきました。

アク洗いと言うのは分かり易く申し上げますと、洗浄と漂泊のことです。部分的にやったらそこだけ色が変わって変なことになってしまいますから、全体を同じように行う必要があるのですね。

作業後はお部屋に入った時の印象が全然変わります。「うわ~」とか、「おおっ」とか、そんな声を出すのにふさわしい変化があると思います。

激減の和室ではございますが、一部屋だけ和室があるお住まいもまだまだ多いと思います。

気になる方、いらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。

それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/

当店は店長坂井が想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など、ご依頼への全体的な事柄は下記のページをご覧ください。

和室の白木アク洗い

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