皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日はこんな話題です。
エアコンの吹き出し口にカビが生えているのを見つけて、拭こうとしたらティッシュがシュルっと巻き込まれてしまった!
ググってみると、ご経験のある方、結構おられるようですね。
当社のお客様の中でも数名おられた記憶があります。
その中から2例ほど、ご紹介させていただきます。
冷房シーズン(除湿も含む)と、暖房シーズンでは巻き込まれた後、どうなるのかが変わってきます。
冷房シーズン中に吸い込まれると、ティッシュぼろぼろです。
何故なら、冷房時はアルミフィンが結露水で濡れているので、ティッシュが張り付きます。
そして風であおられ、ボロボロに。
この状態はまずいです。
塗れたティッシュは汚れを吸収し、なかなか乾かないですから、カビの温床になってしまうでしょう。
それだけならまだしも、運が悪い場合、本来アルミフィンを伝ってドレンパンへと導かれるはずの結露水が、濡れたティッシュの先端からポタポタと吹き出し口に垂れてきてしまうかもしれません。
又はアルミフィンに張り付かず、ドレンパンの中に不時着した場合、ドレンパンに貯まった結露水を吸い出してしまうかもしれません。
暖房シーズン中のケース。
くしゃくしゃにはなりますが、基本的に原型をとどめたまま、どこかに引っ掛かっています。
暖房中はアルミフィンが結露することはありませんから、ティッシュが濡れることもありません。
その代わりに、パタパタとなびいている音が聞こえると思います。
仮に音がしなかったとしても、そのまま使うのは避けてください。
火事ってことは無いとは思いますが、冷房シーズンになれば、先ほどのように同じことが起こりますので。
因みに、繊維がもっとしっかりしたウェットティッシュの場合、パタパタ音もというよりも、バラバラバラバラ…と。いかにもエアコン壊れちゃいそうな音がします
吸い込まれてしまったらどうすれば良いの?
出てこなかった場合は業者に頼むことになります。
せっかく頼むのだから、クリーニングも一緒に頼んでしまいましょう。
業者にも大人が一人出動する為に必要な固定費という物がありますので、除去作業だけで頼むよりも、クリーニングも一緒に頼んでしまったほうがご料金的に効率的にできます。
そもそも、汚れているのを拭こうとして吸い込まれてしまった訳ですしね。
つまり、吹き出し口に汚れが見えている=内部もカビ生えている。ですのでクリーニング代を加算しても無駄にはならないのです。
こちら、くしゃくしゃのティッシュが出てきたエアコンの内部です。2年目のエアコンですが、かなり汚れています。
どこの業者さんでも対応できますか?
いえ、どこの・・・ではイケません。
背抜き完全分解クリーニング、又は送風ファン分解クリーニング(ファン抜き)を行っている業者に頼みましょう。
画像、繰り返しになりますが、背抜き完全分解した画。
それから送風ファン分解した画。
上記のいずれかでないと、ティッシュがどうなっているか、分からない場合が殆どです。
例えば、ドレンパンまで分解した画。送風ファンがあるので、アルミフィンの裏側がどうなっているのか?見ることができません。
更に8割~9割方のクリーニング業者さんが行っている分解状態の場合。基本的に内部の見え方は皆様がエアコン使っているときと変わりません。この状態で取り出せるくらいなら、長いピンセットがあれば、ご自分でも取り出せると思います。
結論です。
ということで、どういう状態まで分解できる業者さんなのか?にポイントを置いて頼んでくださいね。
なお、運が良ければ、吸い込まれても、グルっと内部を一周してブハっ!と吐き出されるかもしれませんが、それもレアケースです。
出てこなかった場合は早々に業者さんに連絡するようにされてください。
それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
プレミアムプラン | ▶背抜き完全分解クリーニング |
ハイグレードプラン | ▶送風ファン分解クリーニング |
スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解クリーニング |
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