皆様、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日は前回のドレンパンを外すことの大切さからの続きですね。もう一つのドレンパンについて。
先ずは、こちらをご覧ください。何をしているのでしょうか?腕の毛が濃いとかそういうことは置いておいて下さい。裏側のドレンパンを触っています。そう、もう一つのドレンパンとは裏側のドレンパンのことです。
ドレンパンとはアルミフィンで発生した結露水を受けるお皿のことですが、そのアルミフィンは正面側から見える部分だけでなく、裏側にもあるのです。なので、裏側で発生した結露水を受けるためのドレンパンも必要になるのです。
こちらが裏側のアルミフィンです。左手側は壁になります。
実物の画像では解説も限界なので、エアコンを横から見た断面図に登場してもらいます。ざっとこんな感じです。それで、図に記載した通り、裏側のドレンパンというのは、エアコン全体のキャビネットと一体になっていて、外すことが出来ません。
では、どうするか? 通常ならば、このように水平のアルミフィンを・・・
オリャっと持ち上げます。といっても、持ち上げ過ぎればガス管に亀裂が入りますので慎重に。
すると、アルミフィンとドレンパンとの間に隙間が出来、内部を洗うことが出来るよになります。上から高圧洗浄ノズルを挿し込んだり、ブラシを挿し込んだり・・・、
はたまた、一枚目の画像の様に腕を突っ込んで、指先でヌルヌルを感じながら擦り洗いをします。
それをやると、アルミフィンと腕が擦れて、血は出ないまでも、痛いのですが、得られるキレイさの違いを考えると、やらない訳には行かずです。(^^;)
結局、指で触れてヌル感が無くなったかどうか?を確かめないと分からないんですね。
天井がありますので、目視での確認はかなり制限されます。鏡やカメラを利用して確認しております。
こうしてやれば、外すことができる表側のドレンパンと全く同じキレイさ…とまでは行かなくとも、概ね80%前後はキレイにすることが出来るのですね。
それでは、今回はこの辺りで。
えーと、次回はどうしますかね。
次回って、まだあるの!?って声が聞こえてきそうです。
そうなんです。まだどころか、まだまだあるんです。
同じ壁掛けタイプのエアコンであれば、どの機種でも、動作の基本的な仕組み(部品の位置)は同じですが、それを成立させるための構造は少しづつ違いがあるのですね。
ですので、クリーニングのやり方も一種類では済まず、夫々に適した洗い方があります。
ということで、次回は表側のドレンパンも外れない機種!について触れないとイケないかな~と考えています。
それでは、また、よろしくお願い致します(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
プレミアムプラン | ▶背抜き完全分解クリーニング |
ハイグレードプラン | ▶送風ファン分解クリーニング |
スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解 お掃除機能付き |
エアコンクリーニングを頼む時に読んで欲しい記事7選
1.エアコンクリーニング業者の選び方
2.ドレンパンを外して洗ったエアコンと、外さずに洗ったエアコンはどれくらい違うのか?見てみましょう
3.アルミフィン(熱交換器)の洗い方で大切なこと。臭いが消えるかどうかはアルミフィン次第です
4.送風ファンの洗い方で一番大切なことって何?
5.DIYでクリーニングしたエアコン、キレイになっているのか?分解してみました
6.エアコンの防カビコーティングって意味あるの?
7.エアコンの室外機のクリーニングって必要なの?