皆様、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日はお掃除機能付きエアコンであり、凍結洗浄であります、日立 RAS-X71H2 のクリーニングでございます。
ここ数年、エアコンの宣伝で一番キャッチ―なキーワードが、❝凍結洗浄❞の様ですね。
大勢のお客様から、「あれってどうなんですか?日立のなんて言ったっけ、あれ!」と聞かれ・・・、
凍結洗浄ですか?とお答えすると・・・、
「そーそー、凍結洗浄!」といった感じで、皆さまの中で、とても通りの良いワードになっている模様です。
凍結洗浄自体が良いかどうか?については、前にもご説明させていただいたことがありますので、リンク貼っておきます➡日立凍結洗浄エアコンRAS-X90H2のクリーニング①
今回の記事と合わせてご覧いただければ幸いです。
それでは、クリーニングの様子へ。
あ!、その前に、一応、いつもの型式のご説明を。
RAS-X71H2。最後のアルファベット【H】は2018年モデルの略号です。【X】はシリーズ名。【71】はパワーランクで、他の56や63等でも機械の構造は同じで、クリーニングの様子も同様となります。
凍結洗浄はこの2018年モデルから搭載された機能になります。
パッと見、一番の特徴はルーバーが6枚構成です。形は全然違いますが、タコやイカを連想してしまいます。その気になれば、独立してウネウネと動かすことが出来ます。いや、別にウネウネはしないですね。失礼しました(^^;)
順番に分解していきます。化粧カバー、6枚ルーバーを外して、
基盤の配線を外し、
暮らしカメラを外し、
お掃除メカユニットを外し
ドレンパンを外します。
送風ファンのアップ。銀イオンファンでもカビは生えます。
ドレンパンの中は、まだ汚れは少々。
でも、吹き出し口の裏側にはポツポツとカビが。
そして、洗浄後。比べてみれば、先の画像はやっぱり汚れていたのが分かります。
ポツポツと付着していたのは何なんでしょう。樹脂が変質しています。カビだけであれば、こんなふうにはなりません。ひょっとすると、製造時にボンドが付着したのかも?。はっきりしません。日立さんの名誉のために申し上げておきますが、ボンドがはみ出した跡があるエアコン、他メーカーでもチョコチョコあるんですよ。
納得のキレイさが得られました。
こちらは、そのファンを高圧洗浄した汚水。
こちらはアルミフィンを高圧洗浄した汚水。日立のチタンコーティングアルミフィンは、これくらいの汚れ具合だと、画像ではビフォーアフターの違いが分からないので今回は割愛します。
ファンとフィンがキレイになっていくにしたがって、それぞれ交互に良く洗い流して、今回は30リッターで当社基準のキレイさに到達しました。
後は逆の手順で組み立てて終了です。
洗浄後はいつも通りの爽やかエアーです。最初の動作確認で気になった臭いが消えました。
この度はご利用いただき、誠にありがとうございました。
最後に、リビングのエアコンは2年毎のクリーニングをいつもお薦めしております。
今回の新品から2年の凍結洗浄でも、これだけカビが生えてしまう事実がそれを証明してくれていますね。
1年の凍結洗浄の事例もリンク貼っておきます。➡RAS-X90H2 凍結洗浄のクリーニング②
それでは、また、よろしくお願い申し上げます(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
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スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解 お掃除機能付き |
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