こちらの型式(2008年モデル)は標準使用期間9年間を過ぎましたので、クリーニングの受け付けは終了しております。
皆さま、こんにちは。
私、本日は事務所の日です。
事務仕事をしながら、ブログも書こう、と朝からネタを考えていたのですが、結局まとまらず、午後になってから書き始めています。(;^_^A
ネタは富士通ノクリアのクリーニングにしました。
先ほどのこと、たまたまご新規のお客様からノクリアのご注文が入ったので、これに決めました。
けっこう安直です。(笑)
でもですね、エアコンクリーニングって同じ機種が同じタイミングでご依頼が続くことも少なくないので、そんな安直な決め方も、結果的にタイムリーだったりするのですね。
タイミングが重なる理由は何となく想像している部分もあるのですが、明確な根拠がないので、ここでは触れずに置いておきます。
さて、それでは本題です。
今回のお客様は今までに、幾度もクリーニングをご依頼されてきたとのこと。
直近では、ほんの一年程前と仰っておりました。
短期間でのご依頼の理由は、臭いが気になってとのことです。
う~ん、とりあえず分解してみましょう。
当社は前々からご案内の通り、ガッポリ外し(完全分解)が身上です。
①ガッポリしてみると、ドレンパン内部はカビだらけ。
②アルミフィンとドレンパンの接触部にはホコリの塊が絡まっています。
上の2枚の画像でご説明した部分は、ガッポリ外しでないと、きちんとしたクリーニングは行えません。
つまり、今までにご依頼されてきた業者さんはガッポリ外しでは無かったので、ホコリやカビが取り残されて、溜まり続けてきたということです。
そして、取り残されたカビが温床となって、洗浄した部分にも直ぐに広がってしまった、という訳です。
これでは一年ほどで臭いが気になるようになっても仕方ありません。
(注:過去のクリーニング方法とは関係無く、使い方が適正でなければ、クリーニング直後でも、さらに言えば、新品一年以内でも臭うことがあります)
特に分かりやすいのは2枚目、アルミフィンとドレンパンが接触したままでは、高圧洗浄しても、ホコリの塊が全部は流れ出てくれないのですね。
一方、ガッポリ外しでのクリーニング後は、どうかと言えば・・・
ドレンパン内部にカビはありません。
アルミフィンにはホコリの取り残しもありません。
後は元通りに組み立てれば、また快適にお使いいただけることでしょう。
ところで、過去のクリーニングでガッポリ外したかどうかは、メイン基盤に繋がる電気配線の状態でも分かります。
ガッポリ外すには、この基盤を外す必要がありますし、そうでない場合は基盤は外しません。
今回の機械は配線の状態からして外した形跡は無く、汚れの状態からもガッポリで無いことは明らかでした。
クリーニングをご依頼の際はご料金だけでなく、作業内容を良く比較して業者さんを探していただけると宜しいかと思います。
それでは、また、よろしくお願い致します(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
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