皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日はシャープのお掃除機能付きエアコン AY-A28SX のクリーニングです。
三文字目の【A】は2011年モデルの略号。後ろの【SX】はシリーズ名。【28】はパワーランクで他にも40とか63とか色々ありますが、機械の構造は同じでクリーニングの様子も同様となります。
こちらのエアコンは2017年に一度クリーニングさせていただいており、三年ぶりでのクリーニングとなります。度々のご利用、誠にありがとうございます。
それでは内部の汚れ具合を見ていきましょう。
このエアコンをクリーニングする為に分解した部品たちです。
送風ファン。羽の先を中心にモコモコとカビが生えています。
ドレンパンの中は発泡スチロールですからカビが沢山生えます。ピンクスライムも見えますね。
こちらは本体側。アルミフィンにはお掃除機能が取り切れなかったホコリ。下の方にはカビも見えます。
送風路もカビ沢山生えています。
ここからは洗浄後。送風ファンは高圧洗浄した後に塩素消毒しました。鼻に近づけてもカビ臭さは一切ありません。
送風路。洗浄だけだと若干カビの染みが残ることがあるのですが、軽く研磨してあげると染みも消えて真っ白になります。
アルミフィン。洗浄前と比べると輝きが違うのが分かりますね。
ドレンパン。洗浄後に塩素消毒してあげれば発泡スチロールも真っ白です。
こちらはアルミフィンと送風ファンを高圧洗浄した汚水、一杯目。3年分の汚れとしては標準的です。
二杯目もまだ濁りがありますね。
三杯目。あれ?撮り忘れです。すみません、しばしばやらかします(>_<)。画像はありませんが、今回は三杯目で透明な水が流れてくるようになったことをご報告させていただきます。
さて、当社では二年毎のクリーニングを適正タイミングとして推奨しております。今回は三年振りのクリーニングということで、カビの生え具合も若干多かったとは思います。
もしも二年でクリーニングしていれば、洗い流しの水量もバケツ二杯目でキレイになっていたと思います。
二年毎のクリーニングを推奨しているのは、①カビの飛散による健康被害を防ぐこと。②嫌な臭いによる不快感を防ぐこと。③運転効率(冷え具合)を維持すること。それから④カビの浸食による機械の劣化を防ぐことを目的としております。
①、②、③は良く言われていることですが、④については語られることが少ないと思います。
どういうことかと申しますと、皆さまご存知のようにカビは生き物です。対象物を侵しながら増殖していきます。カビが生えたまま放置すると各部の劣化が早まってしまうのです。
結果的に適正タイミングでクリーニングしていくことは劣化スピードを遅くし、寿命を延ばすことに繋がるのです。
皆さまのエアコンは使い始めて何年目でしょうか?
健康被害が出ていなくてもご用心を。たかが機械と仰らずに優しく接してあげてくださいね。
エアコンも大切に使って長持ちしたほうがもちろん良いですものね。
それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
プレミアムプラン | ▶背抜き完全分解クリーニング |
ハイグレードプラン | ▶送風ファン分解クリーニング |
スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解 お掃除機能付き |
エアコンクリーニングを頼む時に読んで欲しい記事8選
1.エアコンクリーニング手法による違い、真実を語ります。業者でも分かっていない人が・・・
2.エアコンクリーニング業者の選び方
3.ドレンパンを外して洗ったエアコンと、外さずに洗ったエアコンはどれくらい違うのか?見てみましょう
4.アルミフィン(熱交換器)の洗い方で大切なこと。臭いが消えるかどうかはアルミフィン次第です
5.送風ファンの洗い方で一番大切なことって何?
6.DIYでクリーニングしたエアコン、キレイになっているのか?分解してみました
7.エアコンの防カビコーティングって意味あるの?
8.エアコンの室外機のクリーニングって必要なの?