皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
本日は富士通ノクリアのクリーニング AS-D22G のご紹介です。
ノクリアには古くからZシリーズ、Sシリーズというラインアップがあり、サイドファンが付いているXシリーズが途中から加わりました。
今回は更に新しく加わったDシリーズということで、私も初めてのクリーニングとなります。
年度といたしましては最後のアルファベットが【G】なので、2017年モデルということになります。
【22】はパワーランク。他にも40や56などもございますが、構造は基本的に同じで、クリーニングの様子も同様となります。
何か変わった所はあるかしら?と思いながらフロントパネルを開けると、いきなり今までのモデルと様子が違います。
ゴミ箱ボックスが東芝やかつてのダイキンの様に左右一体型になりました。
基盤は前面に。この辺りはXシリーズの流れを汲んでいます。
お掃除メカはシンプルになりました。好印象です。お掃除メカもカビがぶわーっと生えてしまうことは良くあります。水でジャージャーとは洗えず、拭き掃除しか出来ない部品だけにシンプルなのは大歓迎です。
お掃除メカを外すとアルミフィンが見えるようになりますが、これではまだ分解が不充分です。
基盤も外してしまいます。業者さんによっては基盤を外さずに養生で済まして洗っています。ですが外した場合と外さない場合では得られるキレイさは全然違います。何故なら養生では水没故障が怖くて思い切った洗浄が出来ないからです。
実際のところ、多くの業者さんは基盤外しません。外せません、と言ったほうが良いかもです。理由は何となく想像できると思います。業者選びは慎重になさって下さい。
さて、今回のクリーニングで一番驚いたのがここ。ドレンパンと送風ファンが一体構造になっているのが富士通さんの伝統ですが、なんと!ドレンパン単体で外れるようになっていました。
クリーニングの都合上「おー!富士通さん良いっすね、コレ♥」と思ったのですが、ちょっと待てよ?と。見たことがある特徴が各所にあります。
アルミフィンも富士通さんらしからぬピシッとした出来栄え。フィン左端の樹脂ステー共々、素材感、形状ともに良く知っています。
同業さんがご覧になったならば、すぐにお分かりになると思います。どこからどう見ても霧ヶ峰にそっくりです。おそらく三菱電機さん、又はその同じサプライヤーから供給を受けているのでしょう。私が一番信頼している霧ヶ峰ですから、それはそれで歓迎しておきたいところです。
さて、汚れ具合の方はどうでしょう?先のドレンパン内部にも、送風ファンにも目立った汚れはありません。
アルミフィンもまた同様です。
ですが、洗ってみればこの通りで、ソコソコ濁った水が出てきます。これくらいだと汚れの進行度合いとしては序の口です。
ですが今回のご依頼のきっかけは「臭いが気になって・・・」とのこと。さほど汚れていないエアコンでも、臭いは出る時には出ます。
特に関東地方はここ数日、気温はそれほど高くないけれど、湿度の高い日が続いております。そんな日はイヤぁ~な臭いが発生しやすいものです。お悩みの方、いらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。
それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/
当店では三つの手法でエアコンクリーニングをご提供しております。店長坂井が一台づつ、想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など詳細は各々のページをご覧くださいませ。
プレミアムプラン | ▶背抜き完全分解クリーニング |
ハイグレードプラン | ▶送風ファン分解クリーニング |
スタンダードプラン | ▶ドレンパン分解 お掃除機能付き |
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