皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。
大理石の話題は久しぶりです。大理石ファンの皆様(?)、大変ご無沙汰しております。
それぞれの画像に時間を入れて、研磨工程を追ってお話していきたいと思いますので、どうぞお付き合い下さいませ。
ビフォ。汚れでくすみ、擦り傷が重なり艶はありません。それと大理石は石の中では弱っちい種類で・・・弱っちいはイメージが良くないですね。え~と、繊細で、何年も経過すると触っていない所でも艶が減退してくるようです。その空間の空気中の成分によると思います。(経験談)
それでは再生していきましょう。下地処理が終わったところです。傷が消える深さまで削り込んだ状態。本来の色が戻り、生活傷は消えましたが、研磨目が荒いので艶はありません。全面を次の工程で消せる研磨目(均一化された傷)で揃えた、ということです。
更に細かい研磨目になる様に均していきます。少し艶が出てきました。
更に次。照明の焦点が絞れてきます。今回はこの工程は二度行いました。その時々で匙加減変えます。どの工程でどうなっていれば良いか?研磨機に伝わってくる手応えがポイント。考えるよりも、感じるのだ・・・です。
最終工程。これも二度行いました。大理石は石灰岩に地中で熱が加わって出来たものですが、最後に水を枯らし気味にして摩擦熱を加えると艶がより一層出る様な気が?
土間部分が終わったら、上がり框(かまち)も同様に繰り返してフィニッシュです。
別の角度で。ビフォ。
アフター。
ビフォ
アフター
最後に動画もどうぞ。
それではまた、よろしくお願いいたします(^_^)/
当店は店長坂井が想いを込めてクリーニングさせていただきます。ご料金など、ご依頼への全体的な事柄は下記のページをご覧ください。