パナソニックお掃除機能付きエアコンをドレンパン外してクリーニング CS-404CXR

皆さま、こんにちは。ワールドクリーナー坂井でございます。

関東も梅雨入りとのことで、カビが大喜びする季節がやって参りましたが如何お過ごしでしょうか?

カビといえば、最も目立って気になるのがお風呂。

昨日か一昨日の朝のTVでも取り上げていたので、ご覧になった方も多いかと思います。

で、お風呂はパッと見でカビが見えるので分かりやすいですね。

そして、エアコンもカビが大好きな場所。

ところが、エアコンのカビはパッと見では分からず、中をわざわざ見る方は多くはありません。

そして、6月初旬辺りでエアコンを取り上げるTV番組もありません。

だいたい7月になってからです。

私的には、毎年クソ暑くなってから(言葉悪くてすみません)エアコンを取り上げるTV局にヤキモキしています。

なぜなら、ユーザーの方々は真夏になるまでエアコンのカビに気付かず、クソ暑くなってから(またまたすみません)放送されるTVを見てエアコンをチェック、そして「うわぁああ、大変だぁ~!」と業者にTELするものの、既にクリーニング業界は大混雑で業者見つからず。。。

そんなことの繰り返しなものですから、せっかくTVで特集するなら5月か6月の頭に放送した方が視聴者の為になるのになぁ、というヤキモキです。

エアコンクリーニングの必要性、10年前に比べれば認知も進んできましたが、まだまだ啓蒙活動が必用です。

前置きが長くなりましたが、私ももっともっと頑張らねば、ということで今日の本題へ。

ネタはもちろんエアコンクリーニングです。

パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-404CXR 2014年モデルです。

【404】の頭2文字『40』はパワーランク、後ろの『4』は2014年の意味です。

それから【CXR】はパナソニックの最上級シリーズの称号で、年度が変わっても代々引き継がれています。

あ、ちなみに【CS】ですが、パナソニックのエアコンは全てこの二文字から始まります。

そして、クリーニングの際に必要になる情報はシリーズ名と年式。

2012年モデル以降のCXRシリーズでは内部構造がガラッと変わりまして、通常のエアコンでは右横に収まっている電装基盤が画像の様に前面に配置されています。
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【40】以外のパワーランクでも構造は同じです。

そして、この構造変更により、分解、組み立てにはより一層のスキルが必用になりました。

全メーカー含め、歴代のお掃除機能付きエアコンの中でも難しい部類に属します。

2012年モデルからなので、クリーニングの需要は相当数発生していますが、いまだ対応できていない業者さんもいらっしゃいますので、断られたユーザーさんもおられることと思います。

それで、前面基盤だと何で難しくなるのか?

簡単に申し上げますと、基盤を外す必要があるからです。

通常の基盤が右横にあるエアコンでは基盤は外さなくても、配線を抜けばお掃除メカを外すことができますが、この機種ではそれが出来ないのですね。

基盤を外す作業というのは、エアコンクリーニングをしている業者さんにとって一つの境界線になっています。

駆け出しの新人さん、またはベテランの業者さんでも、今まで外したことが無い人が、いきなりパッパと外せるようにはなりません。

基盤には配線がテンコ盛りで繋がっています。画像に映っているのはほんの一部です。
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先ずは左側へ向かう配線を外し・・・
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次に右側に伸びている配線も外します。右側の配線、通し方が複雑で調子に乗ってホイホイ外すと組み立て時に泣くことになります。
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こうして、基盤を独立させ、エアコン本体から外すと、初めてお掃除メカも外すことが出来、アルミフィンが丸見えになって洗えるようになります。(今回は電源コードが配管と一緒に包帯巻きになっていたので、ぶら下げたまま養生して作業を続けました)
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こちらは外したお掃除メカです。
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アルミフィンに寄ってみるとホコリとカビ。生えているの分かりますね。
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それから、当社はいつものドレンパンを外します。4年目のエアコンですが、うわっ!と声を出すのにじゅうぶんなカビ具合ですね。
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送風口はドレンパンと一体になっています。ドレンパンの中はもちろんのこと、送風口の裏側も外さないと洗えない部分であることが分かります。
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ドレンパンを外せば送風ファンも丸見えで、ルーバーに邪魔されることも無く、いろいろな角度から洗えるように。送風路もまた然りで奥まできちんと洗えるようになります。(洗剤かけた後の画像です)
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そして、こちらはアルミフィンと送風ファンを高圧洗浄した汚水。一杯目。
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二杯目。
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三杯目。
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最後の四杯目。
あれ?すみません。画像がありませんでした。撮り忘れましたが、今回は四杯目、40リッターの洗い流しで透明な水が流れてくるようになりました。

ところで、当社ではアルミフィンの左側の固定を外して持ち上げ、裏側のアルミフィンの汚れ、ホコリの塊が良く流れ出るように一手間工夫して高圧洗浄しています。これによってクリーニング率が高まります。ここ数年の拘りポイントです。
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そして、洗浄後のアルミフィン。光ってます
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洗浄後の送風ファン。スッキリしてます
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こちらは丁寧に手洗いしたドレンパンと送風口。真っ白です
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後は部品を組み立てて、基盤もはめて、配線をキレイに通して繋いだら完了です。
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組み立て後の動作確認、爽やかAirが気持ち良いです。IMG_5544

皆さまのエアコン、どんよりAirになっていませんか?

爽やかさを取り戻したい方、いらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。

それでは、また、よろしくお願いいたします。(^_^)/

 

あ!最後にもう一つありました。

自動お掃除機能の落とし穴について。フィルターも完ぺきに自動お掃除してくれるものではありません。
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通常タイプのエアコンよりはお手入れ期間を長目にしても良いですが、半年に1回くらいはチェックも兼ねて取り外して手洗いしてあげて下さい。今回くらい汚れていると、フィルターを洗っただけでも風量が全く違ったりします。ホントですよ。
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あ、そうだ!これも書いておこうかしら。次から次にすみません

2012年モデル以降、前面基盤になって作業が難しくなったと書いたCXRシリーズですが、2014年モデルではさらに難儀なことが増えました。

なんと!ドレンホースがネジ留めに変更です。IMG_7484

これは業者的にはショック大。

パナソニックは代々ドレンホースはネジ無しの差し込み式だったのに何ということでしょう。

しかも、ネジの位置が宜しくなく、ドレンパンを外すとき、相当やりずらくなりました。

右壁との隙間は今まで以上に空いていないと、ドレンパン外しができないケースが増えそうです。

ちなみにこれ、CXR以外でも2014年以降のモデルは全てネジ留めになっているようです。

この件は自分の備忘録の意味合いが大きいのですが、皆さまにもお知らせしておきます。

エアコンを購入したとき、可能な限り左右上下にスペースを設けて取り付けてもらうことを覚えておいていただきたいのです。特に右側は重要で、この機種に限らず右側にスペースが無いと分解できなくなります。例えば、左右に5㎝づつ余裕が取れるのであれば、左を3㎝にして右は7cm空けるとか、それくらいの微妙な調整が分解できるかどうかの分かれ道になったります。

それから同業者さん情報ということで、14年モデルの作業をまだ受けたことが無い作業者さん、ご留意ください。(ドレンパンを外して洗っている業者さん限定の情報であります。ドレンパン外さない場合は関係ありません。)

ところで、差し込みからネジ留めに変わった理由ですが、何となく想像はつきます。

エアコン設置時の失敗が少なからずあったのでしょう。屋外から配管を引っ張ったときにホース抜けちゃって水漏れ。

殆どはキチンと取り付け出来ているはずなんですが、起こるときには起こるのかもしれません。

いずれにしましても、メンテナンスのことを考えると残念な変更です。クリーニング以外の修理時にも苦労すると思うんだけどな?

パナソニックさん、差し込みに戻しませんか?または三菱みたいに爪引っ掛けにしましょうよ。それも無理ならば、せめてネジの位置を変えてください。

パナソニックにしては由々しき事態です。

さてさて、ただでさえ話し長いのに、ネジ一本のことでさらに拍車をかけてしまいました。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

今度こそ、それではまた、よろしくお願いいたします。(^_^)/


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